第3種第1級

芳賀・宇都宮LRTの工事状況や各種設備などを解説しています。

【工事の記録】陽東3丁目~平出架道橋(2022年8月~2022年12月)

2022年8月18日

3か月の間に軌道スラブの敷設を完了していました。また陽東3丁目交差点ではレールが仮置きされた状態(樹脂固定未完了)です。

宇大陽東C前にかけても同様にレールが仮置きの状態です。また西行きホームについてはスロープ部のみ構築されています。

東行きホームも同様です。また宇大陽東C前から東側はスラブの敷設を完了した段階でレールの敷設は始まっていません。

宇大陽東C前は水平ですが、陽東6丁目にかけてゆるやかに下っており、交差点通過後架道橋アプローチで一気に登る縦断線形になっています。

陽東6丁目交差点内も軌道スラブの敷設を完了しています。また、平出架道橋に向けたアプローチ部の擁壁も完成し、架道橋にかけても軌道工事が始まっています。なお当交差点から東側はバラスト軌道になります。

擁壁工事や上部工が完了したため、施工ヤード確保のために左右にシフトさせていた車道を完成位置に戻すための道路改良工事が始まりました。架道橋から東側では中央分離帯を築造するとともに、車道部を軌道側へ拡幅します。

2022年9月3日

陽東3丁目交差点内は東側のみ樹脂固定されましたが、大半は仮固定で変わりません。

陽東3丁目~宇大陽東C前はレールの樹脂固定が進んでいます。

宇大陽東C前から駅方向です。電停よりはまだ樹脂固定されていません。

宇大陽東C前交差点内は半分だけ樹脂固定されています。

交差点から東側はレールがスラブの天端上に養生されて仮置きされています。また停留場本体も鉄骨建方が完了したようです。

陽東6丁目よりもレールは同様の状況ですが、こちらはすでに架線柱が建植されています。

平出架道橋は西行きが平石側からレールが敷設されています。(曲線部は護輪軌条付きT型レールです)。

2022年12月3日

陽東3丁目交差点内も無事に軌道工事が完了しました。

もちろんすべて軌道工事が完了しています。

完成した宇大陽東C前停留場。ここは他の停留場より多客が見込まれるため、ホーム幅が広くなっています(その分屋根を支える鉄骨も太いものが使用されています)。

一度ベルモールイーストサイド側を用地買収して拡幅していますが、再度計画変更でイーストサイド側にTCのバスベイを追加設置することになり、さらにイーストサイドの駐車場が用地買収されることになりました。その対応工事として、再度駐車場の縮小工事を行っています。

もちろん平出架道橋アプローチ部も軌道工事を完了しており、きれいに仕上がりました。

陽東6丁目交差点を少し過ぎたところでスラブ軌道からバラスト軌道になります。

ところでここの軌道横の横断歩道上が微妙に沈下しているように見えるのですが大丈夫でしょうか。

擁壁左右の道路改良工事も完了し、車道が完成位置に移されています。また歩道も復旧されました。

平出交差点は新4号側を拡幅するため改良工事を行っているのですが、歩車道境界ブロックを敷設した後長い間未舗装で放置されています。(2023年1月ごろ、ようやく舗装されたらしいです)。