第3種第1級

芳賀・宇都宮LRTの工事状況や各種設備などを解説しています。

【工事の記録】陽東3丁目~平出架道橋(2021年9月~2021年12月)

2021年9月29日

ついに陽東3丁目の鬼怒通り側でも道路改良工事が始まりました。

北側の道路改良工事が先行して進んでおり、一部では歩車道境界ブロックと歩道の舗装まで完了しています。

南側はようやく用地買収を完了しました。これから急ピッチで上下水道管を移設したのちに道路改良工事着手となる予定です。

用地買収の遅れで止まっていたTBSハウジング側の電力設備移設工事も2年越しに再開されました。

LRT事業にあわせ渋滞対策としてベルモール側も一部拡幅(北進車線増)を行うため、あわせて改良工事が始まっています。

南側はまだ本格的な改良工事は始まっていませんが、測量の跡が多数見られます。

依然として1箇所が用地買収未完了で残っており、道路改良工事が遅れています。なお2枚目の写真位置に移転先を建築中のようです。

陽東6丁目前後では道路改良工事が進んでいます。車線の移設にあたり一時的に信号機の視認性が低下することから、県警倉庫持ち出しで車両用灯器が追加設置されています。

歩道を先行して北側に移設しており、車道部の路盤工事を行っています。かさ上げ量が多く施工が大変そうです。

先行して車線をシフトしていた箇所で、平出架道橋の下部工が進んでいます。また車道かさ上げに向け人孔もかさ上げされており、現道との道路高の違いがよくわかります。

なお同地点で鬼怒通りを横断する山下川の横断函渠の施工も始まっています(トンネル3本)。複数の工事が同時並行で進んでおり、施工調整が大変そうです...

点線部分が推進管を施工する部分です。なお路面標示を消した跡がありますが、これは車道を1車線ずつシフトさせながら、既存の横断管を撤去したためです。

下部工についてはコンクリート打設まで進んでいるようです。

2021年12月21日

重交通同士の交差点ということで施工が大変なようですが、着実に改良工事が進んでいます。

TBSハウジング側は下水道管の移設がひとまず完了したようです。この時点で通信線の移設が行われており、改良工事はこれから着手となるようです。

北側は歩道部の改良工事を完了しています。車道部はかさ上げとなり南側の進展に合わせる必要があるため、工事が止まっています。

ベルモール側の市道でも道路改良工事が進んでいます。

ベルモールの歩道橋から見るとこんな感じで、1車線分拡幅するのがよくわかります。

宇大陽東C前から東側も同様、北側の改良工事が先行して進んでいる状況です。

南側も交差点東側は道路改良工事が進んでいます。

酒屋はまだ未移設ですが、まもなく移転となるようです。

平出架道橋へのアプローチ部の擁壁工事に着手できるようにするため、酒屋の先で暫定的に東進車道を北側へシフトさせています。

道路改良工事の進展に伴い、補助灯器の設置位置と向きが変わっています。なおこの訪問の直後に補助灯器がもう一基追加で設置されています。

南側は歩車道境界ブロックが敷設されている段階です。

かさ上げ側の車道の移設が完了し、擁壁工事に向けた地盤改良が始まりました。

鬼怒通り上の平出架道橋下部工が完了し、桁架設に向けた準備工が進んでいます。

平石側ではすでに桁の架設が始まっており、仮設ベントも見えます。今後仮設ベントが鬼怒通り側にも設置されます。

陽東6丁目寄りの南側改良工事も進展し、陽東6丁目~平出架道橋交差部にかけて西進車道が歩道側へシフトされています(その関係で南側歩道は大変通行がしにくくなっています)。

ただし陽東6丁目交差点よりは歩道が舗装されておらず、狭いうえに砂利ということもあり、非常に通行がしにくくなっています。工期の都合で舗装完了を待たずにいせつしてしまったようです。