第3種第1級

芳賀・宇都宮LRTの工事状況や各種設備などを解説しています。

軌道工事について

軌道工事について

開業を約1年後に控え、軌道関連工事が各地で本格化してきました。

この記事では、記録も兼ねて、軌道関連工事の施工業者や、軌道工事の施工方法についてまとめます。

軌道工事の発注方法

軌道部分は専用部と併用部で発注方法が少し異なります。

専用部は擁壁や橋梁等で地盤改良の必要がないため、レール敷設のための軌道工事のみ発注されます。

併用部では、大きく分けて3つの工程に分かれます。

  1. 地盤改良工事(下層路盤)
  2. 軌道工事(スラブ敷設)
  3. 軌道工事(レール敷設)

場所に応じて「1」「2」が抱き合わせで発注されるパターンや、「2」「3」が抱き合わせで発注されるパターンがあります。「1」から「3」をすべて抱き合わせるパターンはありません。

また「1」の工事の前に関連工事として、「電車線路設備地中管路工事」が必ず入ります。この地中管路には電力関係のケーブルや通信関係のケーブルなどが敷設されます。

 

軌道関連工事の施工業者等について

軌道関連工事の案件ごとの施工位置と、それぞれの施工業者を地図上にまとめました。

地図上から、レイヤーを切り替えていただくことで各工事種別ごとの案件の詳細が確認できます。

なお工事区間等は非公式のもので実際の工事区間とは異なる場合があります。

この情報を基に公的機関等へ問い合わせることは絶対におやめください。

 

軌道工事の施工手順

併用部の軌道工事の施工手順について画像でまとめました。

なおこの画像は道路改良工事が完了後となっております。

※場所によってはハーフプレキャストスラブではなく、フルプレキャストスラブになります