【工事の記録】鬼怒川橋梁右岸(2019年11月~2020年6月)
この記事では2019年11月~2020年6月の第2渇水期における施工状況についてレポートしていきます。
工事状況
右岸側(分割1号)
第2渇水期では左岸側のP6、P7施工のため、鬼怒川本流を再度西側へ切り替え、右岸側の上部工施工にあたっては本流上に仮桟橋を設置して行われました。
2019年11月4日撮影
上部工の施工に向け、足場や仮桟橋設置の準備が始まりました。
2019年11月18日撮影
P2側から橋脚直上での箱桁設置が始まりました。
2019年11月18日撮影
P4でも足場の設置が始まっているほか、仮桟橋が建設されている様子が確認できます。
2019年11月28日撮影
仮桟橋が完成しないと施工できないP5直上以外すべてで箱桁の構築が始まりました。
2019年11月28日撮影
P2直上の拡大です。なんとなく箱桁の形が見えるかと思います。
2019年12月15日撮影
箱桁が橋脚直上から前後に少し伸びています。ここまでは固定支保工で施工するようです。
また奥では仮桟橋が完成しP5周りにも足場を構築し始めている様子が確認できます。
2019年12月15日撮影
P2の拡大です。箱桁の形と、支保工が見えるかと思います。
2019月12月31日撮影
P2まわりでは、固定支保工による箱桁が完成し、支保工が解体されつつあります。
その他の橋脚周りでは引き続き固定支保工による箱桁構築が進められています。P5も施工が始まりました。
2019年12月31日撮影
別角度から。この空洞は施工中のこの段階でしか見られません。
2020年1月12日撮影
P2にワーゲン(移動作業車)の設置が始まりました。これからはワーゲンを利用した張出施工が始まります。
2020年1月12日撮影
P4でも柱頭部の箱桁が完成しているように見えます!
2020年1月26日撮影
P2のワーゲンが完成し、西側へ張出施工が始まりました!民家が近いため防音シートが張られており、残念ながら中の様子は確認できません。
奥ではP3柱頭部の箱桁が完成、P4ではワーゲンの組み立てが始まっているのも確認できます。
2020年2月9日撮影
P2からの張出が大分伸びできました。P3でもワーゲンの組み立てが進んでいます。またP4からの張出施工も始まりました!
2020年2月9日撮影
別角度から。張出施工はやはりかっこいい!
2020年2月20日撮影
P2周りのワーゲンがかなり伸びてきました!
P3、P4のワーゲンも進んでおりいずれも防音シートがかけられています。
2020年2月20日撮影
現地に掲示されている施工予定のお知らせです。
張出がどこまで進んでいるのか一目でわかります。
2020年3月4日撮影
張出がかなり進んできました。P2は堤防のすぐそこまで来ています。
2020年3月4日撮影
3月の施工計画です。4月には桁の連結間近まで進むようです。
2020年3月24日撮影
それぞれのワーゲンの距離がかなり近づいています。
2020年4月17日撮影:かねこ'(@Lunettes_filtre)様ご提供
P2からの張り出しは終了、P2~P4までが連結間近に見えます。
この後Twitter上の複数のツイートから、第2渇水期終了の時点でP2~P4までの張り出しが終了していることが確認できています。
宇都宮LRTの鬼怒川を渡る橋の工事がずいぶん進んでました。 pic.twitter.com/Mh75IQgi58
— SANGO22000 (@SANGO22000) May 2, 2020
鬼怒川にて下から眺める宇都宮LRT橋梁。様々な状態の橋が並ぶ。何の機械だか分からないがSFチックな機械が橋桁に取り付いている。この橋の断面が見られるのは今のうち!!#宇都宮LRT #橋梁工事 #土木 pic.twitter.com/KnPatU03Yb
— 五行 (@october293) August 15, 2020
張り出しは残りP5からのみで、他の橋脚からのワーゲンは解体されたようです。
次回は左岸側の第2渇水期の様子についてレポートしていきます。