第3種第1級

芳賀・宇都宮LRTの工事状況や各種設備などを解説しています。

【工事の記録】鬼怒川橋梁左岸(2018年10月~2019年6月)

 その3では2018年10月頃~2019年6月頃までの第1渇水期(左岸側)における工事状況についてレポートしていきます。

工事状況

左岸側(分割2号)

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左岸側の第1渇水期では、鬼怒川の本流にかからないP8とP9の2箇所下部工のみの施工となり、右岸側に比べ若干余裕があります(その分その後がきつくなります)。

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2018年12月28日撮影

遠くから出少々見づらいですが、左岸側へ初めて行った時の様子です。すでに艤装が建っておりニューマチックケーソン工法による橋脚基礎部分の工事に入っています。

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2018年12月28日撮影

左岸側工事の現場事務所は堤防を挟んですぐのところに設置されました。右岸側と比較し少々手狭に見えます。

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2019年2月6日撮影

少々期間が空いてしまいましたが、この時点では艤装が外されていました。

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2019年2月6日撮影

P9の拡大です。艤装を設置するスペースが見えます。

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2019年3月1日撮影

P9に艤装が建っています。なお手前で護岸工事を行っていました。

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2019年3月18日撮影

艤装が足場の中まで下がりました。かなり掘削が進んだことを意味します。

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2019年4月5日撮影

基礎部分の掘削・構築が終了し、橋脚躯体工事に入りました。この日は躯体鉄筋の組み立て中で、右岸側よりかなり速いペースです。

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2019年4月19日撮影

なんともう躯体のコンクリートが見えます。この日はなにやら部品の設置中でした。

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2019年4月19日撮影

P9部分のアップです。一部型枠が残っていますがおおむね完成しているように見えます。

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2019年4月19日撮影

P8部分のアップです。こちらはまだ型枠が外されていません。

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2019年5月31日撮影

少し間が空いてしまいましたが、左岸側ではかなり余裕をもって完成し、出水期前に片づけが終了しました。前回訪問時に設置していた部品は、桁と橋脚をつなぐものだったようです。

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ちなみに右岸と左岸で比較すると微妙に橋脚上部の部品の形状が違います。

 

左岸側第1渇水期の施工状況レポートは終了です。

次回は右岸側第2渇水期の施工状況をレポートしていきます。