【工事の記録】峰町立体~陽東3丁目交差点(2020年1月~2020年12月)
工事状況
中央分離帯撤去工事
この区間ではまず令和元年度に①信号交差点~③信号交差点間の中央分離帯を撤去する改良工事が施工されました。
その後令和2年度には③信号交差点以東の中央分離帯を撤去する工事が開始され2020年10月現在も工事が進められています。
歩道側道路改良工事
現在用地がまとまって確保できている①信号交差点から③信号交差点にかけて3分割で道路改良工事が着手されています。なお工事区間は現地の状況からの推定であり実際は異なる可能性があります。
工事名 | 施工業者 | 着手年月 | 請負額 | |
1 | 向田線第1工区道路改良工事(分割2号) | 株式会社菊地組 | 2020.8 | 79,474,000 |
2 | 向田線第1工区道路改良工事(分割3号) | 株式会社美雪興業 | 2020.9 | 88,000,000 |
3 | 向田線第1工区道路改良工事(分割4号) | 株式会社神戸組 | 2020.9 | 82,000,000 |
4 | 向田線第1工区道路改良工事(分割5号) | 株式会社鶴栄商事 | 2021.2 | 26,730,000 |
・向田線第1工区道路改良工事(分割5号)
峰立体部の南側側道について、右折レーンを延伸するため歩道を削る+セミフラット化への改良工事を行います。1度入札不調になったのちの再公告で落札されました。2021年2月頃に着手しています。
2021年3月17日撮影
着手が遅れたためか工期が延長されています。
2021年3月17日撮影
訪問時点ですでに歩車境界下の側溝敷設がかなり完了しています。
・向田線第1工区道路改良工事(分割4号)
2020年10月8日撮影
拡幅側から歩車境界ブロック下の排水溝を敷設しています。
2020年12月28日撮影
民地境界ブロックは敷設されていますが、歩車境界ブロック下の排水溝は支障物の関係でまだ敷設されていない箇所があります。
2020年12月24日撮影
現況歩道の舗装ははがされ、新しい歩道の歩車境界ブロック下の排水溝の敷設が進んでいますが、一部電柱が支障し未設置になっています。
2020年12月24日撮影
南側歩道でも工事区間東側から歩車境界ブロック下の排水溝敷設が始まりました。
2020年12月24日撮影
単純に歩道幅を縮小する区間でも新たな歩車境界ブロック下の排水溝敷設が進んでいます。なお現在の民地境界にある排水溝は撤去される予定です。
2020年10月8日撮影
工事に着手したばかりで、ほとんど状況は変わっていません。
2020年12月24日撮影
歩車境界ブロック下の排水溝敷設が進んでいます。なお信号が支障していますが今のところ移設はされていません。
2020年12月24日撮影
北側歩道の工事区間ではおおむね歩車境界ブロック下の排水溝の敷設を完了しています。
2020年12月24日撮影
南側歩道でも工事区間西側から歩車道境界ブロック下の排水溝の敷設が進んでいます。
2020年12月24日撮影
南側へ拡幅するエリアでも、歩車道境界ブロックの敷設に向けた準備が行われています。また支障する電柱の移設も進められています。
2020年12月24日撮影
工事区間の最東端付近です。すでにこれまでの歩車道境界ブロックは撤去されています。
なお工事の都合でただでさえ歩道が狭くなっているうえに、沿道の新聞屋が配達原チャリを歩道に駐車しており、危なく感じます(以前からずっと歩道に駐車していますが...)。
2020年10月8日撮影
北側歩道から工事が開始されました。
これまでの歩車道境界ブロックを撤去し、新たな歩車道境界ブロックとなる下に排水溝を敷設しています。
2020年12月24日撮影
北側歩道の工事区間最西端です。すでに新たな歩車道境界ブロック下の排水溝敷設を完了し、民地境界にあった排水溝も撤去されています。
2020年12月24日撮影
敷設が完了した排水溝の上に歩車道境界ブロックの敷設が進んでいます。
2020年12月24日撮影
区間東側にかけ歩車道境界ブロックの敷設が進んでいます。
2020年12月24日撮影
南側歩道でも工事区間東側から始まりました。なお南側へ拡幅するため、拡幅部の路盤築造工事を先に行っています。
2020年12月24日撮影
陽東電停付近拡幅の西端付近からは道路改良工事は未着手です。支障する電柱の移設工事が進んでいます。
陽東電停付近から東、陽東三丁目交差点までは道路改良工事は未発注です。
雨水管整備工事
この区間のうち③信号交差点~④信号交差点にかけてはやや谷地となっており、ゲリラ豪雨の際にはたびたび浸水することで有名な場所でもあります。
このままではLRT開通後も浸水のたびに運転見合わせとなってしまうことから、浸水対策として大規模な雨水管を整備する工事が進められています。
この雨水管整備工事に関しては宇都宮市上下水道局所管の工事で、H30年度ごろよりたびたび発注されてきましたが、いずれも不調となっておりなかなか工事に着手できずにいました。
ようやくR1年度後半からR2年度にかけて鬼怒通り区間の整備工事は3分割でそれぞれ無事に落札され施工業者が決定、令和2年春ごろより本格的な工事が始まっています。
現場では車線を規制し道路を開削することで雨水管を敷設しています。
推進工法と比較し工事費用は安くなりますが、車線規制の影響から工事時間帯も限られ、工期の延長となっているようです。
この雨水管整備を含む浸水対策事業については、後ほど別記事にて詳しい解説を予定しています。
軌道関連工事
この区間では現在のところ軌道敷設に関連する工事は始まっていません。
続く...